ミドル世代の方に限らず、髪型を変えるのには大なり小なり勇気がいります。イメージチェンジや気分転換をしたくても、どのような髪型にしようかすぐには決めにくいこともあるでしょう。
そこで、50代・ミドル世代のお客様のためのおすすめの髪型をご紹介します。
ショートヘアはお手入れが楽だということもあり、ミドル世代にも人気の髪型。以下では、ショートでも女性らしさが感じられるヘアスタイル3つをご紹介します。
ハチの下部分にハサミを入れて、外ハネの動きを出している髪型です。トップの部分は丸みを出して、ボリュームとツヤを出します。丸みがあるので、短いながらも女性らしい印象になります。
髪のボリュームが少ない方は、表側と内側でカット方法を変えることにより動と静を演出。毛先はボディパーマでくせ付けするので、毎日のお手入れもしやすいでしょう。
「大人のかわいさ」を演出する丸みを帯びたマッシュスタイルのショートヘア。バッグからサイドにかけてのシルエットは前下がりのグラデーションにして、つぶれた感じを回避。ボリューム感のあるショートヘアに見せています。
直毛のお客様は、動きやボリュームを出すためにパーマをかけるのがおすすめです。ショートヘアでありながら、女性らしさをしっかりと演出できるヘアスタイルです。
例えば米倉涼子さんのようなスタイリッシュな女性を演出できるヘアスタイルはその代表的な髪型でしょう。
出典:modelpress
重めのショートは髪のボリューム感やツヤ感を出すのに良い髪型。しかし、若い世代がするとかわいらしい印象になる重めのスタイルですが、50代などミドル世代の方は重めながらも抜け感を加えたスタイルの方がオススメ。
前髪に隙間をつくったり、毛先を動かしたりして肌色を見せて、軽やかさを忘れずに出しましょう。
シェリーさんも重めスタイルですが、色を変えることにより重さを感じさせずおしゃれさをプラスにしています。
出典:sky-journal.com
ボブヘアスタイルは年代を問わず、広い世代から好評の髪型。さまざまなアレンジができて、バリエーションも豊富です。以下では、シニア世代にピッタリのボブヘアスタイルをご紹介します。
シルエットをひし形にすることによって、小顔に見せながら顔立ちや雰囲気を丸みのある印象にするスタイルです。前髪を顔の半分ほどの長さになるように調整し、センターは外ハネにします。
毛先にもレイヤーを入れていき、きれいなひし形のフォルムになるようにしてもらいましょう。白髪を目立ちにくくするハイライトカラーを入れるのも、立体感を出すのに効果的でおすすめです。
ゆるくパーマをかけることによって、ラフな印象を醸し出すスタイリングです。前髪を長めにとると、エレガントな大人の魅力を引き出します。
顔周りを中心に、小顔に見えるようにカットしてもらうのもいいでしょう。日ごろのスタイリングも簡単で、髪の毛をかきあげるように乾かすだけでボリュームが出ます。スッキリまとめたいときも、さっと髪をまとめられますよ。スタイリングに手間をかけたくないお客様におすすめです。
石田ゆり子さんのボブはオトナ可愛いと人気がありますね!
出典:music.jp
軽やかでカジュアルな印象にも、甘めの印象にもなる外ハネボブ。ボリュームを残しながら軽やかなレイヤーを入れたり、毛先を先細りにしたりします。
髪を下ろしているときにはメリハリのある優雅なイメージ、一方で髪を結ぶと毛先が遊びこなれた印象に変身。外ハネ部分と顔周りにはパーマをかけて、全体的な毛の流れを意識しながらスタイリングするのがポイントです。
アレンジがしやすく、男性からも女性からも受けの良いのがミディアムヘアスタイル。ファッションに合わせて遊んでみやすい髪型です。
もともと長め前髪のミディアムヘアの方なら、髪の毛の長さを変えずにチャレンジできます。重苦しい雰囲気ではなく、ふんわりとした印象のあるボリューム感が魅力。大きく印象を変えたくないときにもおすすめです。シルエットはひし形になるため、顔のラインが気になる方も違和感なくカモフラージュできます。
長めの前髪とアゴの下部分、毛先と3つの段を入れることによって揺れるような毛の流れができ、全体のボリュームがアップして見えるのです。
アゴよりも少し眺めの鎖骨まで伸ばしたミディアムヘア。髪の毛の量が多く見えてしまう場合には、毛先に大きめのカールを付けて軽さを演出します。また、下にウェイトが行き過ぎないように、トップの部分は短めにカットして動きを出すと良いですよ。女性らしいフェミニンな魅力と春を思わせる軽やかさを兼ね備えたスタイリングと言えます。
少し重くなりがちなロングヘアスタイルは、アレンジにも悩む方が多いでしょう。以下では、ロングでも軽やかな印象のあるヘアスタイルを見ていきます。
毛先を外ハネにして、お顔の周りは反対に巻きます。ボリューム感が出たら、今度はトップの立ち上げ感を抑えたり、首元のシルエットを引き締めたりしてメリハリを付けていきます。動きの足し算と引き算によって、ボリュームがありながら大げさになりすぎない髪型です。
しっかりと額を見せ、毛先は内巻きと外巻きをミックスさせるゴージャスな印象のスタイリングです。後ろから見ても美しい毛の流れがわかるような丁寧なスタイリングがカギ。シニア世代から若い世代まであらゆる年代に人気のヘアスタイルです。
ショート、ボブ、ミディアム、ロングとヘアスタイルごとに、それぞれ異なる魅力があります。髪のボリュームが気になる年代ですので、カットの仕方やパーマなどで若々しい印象にしていきましょう。気になる髪型があれば、ぜひチャレンジしてみてくださいね。