一昔前までは、「美容師は40代まで」といわれていました。しかし、現代日本は超高齢社会です。古い価値観を捨てて、シニア美容師が長く活躍できる環境を整えることが、今後の美容業界の課題だといえます。
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美容師の40代定年説について
美容業界には「美容師40代定年説」という考え方がありました。これは、40代をピークに給与が下がるという美容業界特有の事情が関係しているもの。給与に不満を抱いて転職したり、独立や管理職へ就いたりというケースが多くみられるのです。
しかし、50代~70代で活躍するシニア美容師がいることから、「美容師40代定年説」が一概に正しいとはいえません。逆にいえば40代を超えてもしっかりとお客様に指名していただけたり、若い頃と変わらず貪欲にスキルアップを果たしたりしていれば、「美容師40歳代定年説」に当てはまらないと考えられるのではないでしょうか。
シニアで美容師として活躍するケース
美容師には明確な退職年齢が定められていないため、サロンによって年を重ねても働き続けることが可能です。実際にどのようにしてシニア美容師として働いているのか、ご紹介します。
シニアが在籍しているサロンや再雇用のあるサロンで働く
近年ではシニア世代を含め、幅広い年代のスタッフが働けるサロンが増えてきています。くわえて、シニア美容師の再雇用を実施しているサロンがあることも事実です。
さまざまな年齢層のお客様が来店するサロンであれば、同年代の美容師に担当してもらいたいと思うお客様もいるでしょう。シニア美容師の需要はそうしたところにあります。年齢に対して柔軟な考えを持つサロンを探してみましょう。
美容室オーナーになる
シニア美容師がサロンオーナーとして働くという選択肢もあります。オーナーであれば年齢を気にする必要がありませんし、定年もありません。経営と施術の両方を担当する美容師として活躍したり、経営やマネジメントに専念したりと業務のスタイルもさまざまです。
ただし、オーナーになるにはスキルアップだけでなく開業資金の工面や経営ノウハウの蓄積、マネージメントスキルの習得といった課題を解決する必要があります。
福祉美容の分野に携わる
福祉美容とは、高齢者や障害のある方のヘアスタイリングをおこなう美容分野のことです。福祉美容分野に携わる美容師は福祉美容師と呼ばれ、介護施設などに出張してヘアスタイリングをおこなうことを主な業務としています。
福祉美容の現場では若く経験が浅い美容師よりも、ある程度の年齢と経験を重ねたシニア美容師が好まれる傾向にあるようです。したがって、シニア美容師が活躍しやすい現場だといえるでしょう。
海外で美容師としてチャレンジする
思い切って海外で美容室として働くという道もあります。海外は日本と比べると年齢に対して寛容なことが多く、その人の技術力などを評価してくれますから、年齢とともに重ねたスキルは大きな魅力となるでしょう。
しかし、一方では、お客様とコミュニケーションをとるときの言葉の壁や習慣の違いなど、海外生活でぶつかる壁も多くありますので慎重な判断が必要です。
独立できても続けていくのは簡単ではない
40代以降の美容師には独立してオーナーになるという選択肢があります。独立自体は比較的簡単にできます。資金を集めて場所を確保すれば、その日からオーナーになれるのです。
しかし、開業後の熾烈な競争を勝ち抜いていくには、相当な集客力と経営マネジメント力が必要となるでしょう。一昔前までは「美容室は潰れない」と捉えられてきましたが、現在ではオープンから数年で閉店に追い込まれることも少なくありません。
安定経営が難しいのは、開業資金の貸付審査からもわかります。現在では金融機関も美容室開業の場合、昔に比べて審査が厳しくなっています。
ヘアーサロンイワサキではシニアスタッフも活躍中!
【ヘアーサロンイワサキに在籍するシニアスタッフの声】
サロン経営からの転職
入社する前には、実は自分でサロン経営をしていました。頑張ってやっていたのですが、やはり売上管理や従業員のマネジメントなど、経営者としての仕事がメインになってしまい精神的にも大変でした。
そこで、60歳を目の前にして妻とも相談してサロンを閉店することにしたんです。再就職先に選んだのがヘアーサロンイワサキで、決め手となったのが75歳定年ということ。こんな定年の美容師求人は見たことがなかったので、早速応募しましたね。
入社後はすぐに静岡の新規店舗に派遣されて、オープンを手伝いました。大変でしたけど、すごくやりがいがあって、まだまだ自分を必要としてくれる人がいるんだ、と実感できました。これからもなるべく長く美容師を続けたいと思います。
65歳からでもはじめられる
知り合いにヘアーサロンイワサキの店長さんがいて、新店舗に誘われたときには驚きました。本当に65歳でも働かせてもらえるのかしら、と。その時は個人でサロンも持っていたんですけど、学ぶことが多くて本当に勉強になりました。
いまはパート社員として昼間に週5日お世話になっています。そして、夜には小料理屋のオーナーもしていて結構忙しくしています。ダブルワークができるのもイワサキの特徴ですね。
いまの店舗では、若いキャストと働いて楽しい毎日を送っています。イワサキは非常に年齢層が幅広いので、「私は歳だから」とためらう必要はないと思いますよ。美容師として働きたいと思っている方なら、気軽に応募できる環境だと思います。
夫の介護と両立
イワサキには13年勤めていて、新規開店から携わった店舗で働き、充実した日々を過ごしていました。しかし、ある日突然、主人が脳梗塞で倒れるという思いもしていなかったことが起きてしまい、仕事もどうして良いかわからずに途方に暮れていたんです。
するとマネージャーさんが『うちの会社は介護休業がとれるから大丈夫です。落ち着くまで旦那さんのことを看てあげてください』と言ってくださって、給付金もいただきながら介護に専念できました。
夫も回復してきた現在では、管理職こそ辞退しましたが、自宅近くの店で仕事ができるようにシフト調整をしてもらって、マイペースに働くことができています。本当にありがたいと感謝しています。
ヘアーサロンイワサキでシニアが活躍できる理由
募集に年齢制限はありません
ヘアーサロンイワサキでは、年齢の制限なしに美容師として活躍できる環境が整っています。現在働いているスタッフの年齢は10代から70代までと、非常に幅広いのが特徴。定年は75歳と、一般の企業よりも10年程度長く設定されています。再雇用制度もありますので、シニア世代でも元気に働くことが可能です。
何歳からでもキャリアアップのチャンスあり
ヘアーサロンイワサキでは、年齢に関係なく自分にあった働き方でキャリアアップができるのが特徴。主任・チーフになれば昇給があり、歩合給もアップ。業務用の携帯電話も支給されます。
店長・マネージャーになれば業務用のパソコンなども支給され、業績給が年4回支給、疾病など休暇日数に関係なく保証給与になるなど、さまざまな特典が受けられるようになるのが魅力です。
ブランクがあっても心配なし
ヘアーサロンイワサキでは研修制度の充実を図っています。そのため、ブランクがあっても安心して再就職できます。就業時間内での研修や動画のマニュアルを採用していて、マイペースにレッスンを受けることが可能です。
シニア美容師として活躍するなら、ぜひヘアーサロンイワサキへ!お近くの店舗でお待ちしております。