2024.08.14

美容師アシスタントの仕事とキャリアアップ

美容師アシスタントに興味のある方は、ぜひ参考になさってください。美容師アシスタントの仕事内容のほか、美容師アシスタントを辞めたくなる理由、キャリアアップへの道筋について紹介します。

美容師アシスタントの仕事内容

スタイリスト昇格を目指しながら働く美容師アシスタント。仕事内容は施術以外の雑務が多く、そのハードさは耳にしたことがあるのではないでしょうか。一般的に、アシスタントになってからスタイリストデビューまで3年ほどはかかるといわれており、美容師免許取得スタイリストを目指す多くの美容師アシスタントが 、努力と練習を重ねています。
美容師アシスタントは、日々どんな業務をおこなっているのでしょうか?ここでは、美容師アシスタントの仕事内容について紹介します。

仕事内容について

シャンプー

美容師アシスタントが初めてお客様に触れてサービスをおこなえるのがシャンプーです。美容師免許がなくてもシャンプーテストに合格していれば良いため、美容師を目指すなら、まずはシャンプーテストの合格を目指しましょう。
シャンプーというと簡単なように思えますが、意外と難しいもの。お客様に気持ちいいと感じてもらえるよう、指の力加減を覚えたり、しっかり泡立てて洗うコツをつかんだり、髪が絡まらないようになど、細部にまで気を払う必要があります。
とくに髪の長いお客様のシャンプーは難しいといわれており、美容師アシスタント同士で何度も練習する必要があります。しかし、シャンプーを担当できるようになると、手荒れに悩まされることも多いようです。練習したら手のケアをする、手袋を使うなど、手荒れがひどくならないようにしましょう。

マッサージ

多くの美容室では、シャンプーの際に頭皮マッサージをプラスしたり、洗髪後に肩や首のマッサージをおこなったりしています。あん摩マッサージ指圧師の資格を取得していないと、マッサージの料金は取れません。そのため、ほかの施術の付加価値としてプラスしていることがほとんど。こちらも、お客さんそれぞれに合わせたマッサージのスキルが求められます。

カラー・パーマ

美容師免許を取得していないアシスタントではは、まだカラーやパーマの施術がを一人ではおこなえません。そのため、スタイリストのヘルプとして、カラーの色づくりやパーマのロット渡しなどをおこないます。
こちらも簡単なように思えて難しい作業であり、お客様の希望や髪質などによって色の出方や使用するロットの太さや本数が異なります。スタイリストがスムーズに施術がおこなえるよう、的確にヘルプができるようになりましょう。

掃除・片付け

美容師アシスタントの仕事では、多くの時間を掃除や片付けに費やします。開店前の店内清掃や営業中には切り落とした髪の掃除、使用した備品の片付けなど、一口に「掃除・片付け」といってもやることはたくさんです。
地味な作業ですが、清掃の行き届いていない美容室は清潔感が薄れ、お客さんが離れてしまうことも。そのため、掃除や片付けは、なくてはならない大切な仕事です。

雑務

美容師アシスタントは雑務もおこないます。具体的には、備品の在庫管理や予約の管理、電話対応や買い出し、ゴミ出し、エントランス周りの整備など。お客様が予約から施術後お帰りになるまで快適に過ごすためには、こういった雑用仕事も重要です。
もっといえば、カットやカラーの施術ができるようになるまでに、そのほかの雑務やヘルプは一通りできるようにしたいものです。アシスタント時代は辛く意味のないものに思えるかもしれませんが、将来店長やオーナーになるころにはかけがえのない経験になっているはずです。

カットやカラーなどの練習

アシスタントのうちは、お客さんのカットはできません。そのため、美容師を目指すなら練習が必要です。いつやるのかといえば、ほとんどの美容室が営業終了後。店舗によっては営業前や営業中などに機会をくれることもあります。
練習ではスタイリストが指導につき、カットやカラー、パーマなどの施術をしっかり教えてくれます。とくにカットは最も難しい実技だと言われているので、アドバイスをしっかり活かして練習しましょう。

美容師アシスタントのお給料はどれくらい?

気になる美容師アシスタントのお給料は、月13万円~17万円ほどだといわれています。当然スタイリストよりも低く、そのお給料から研修費が引かれる美容室もあります。労働時間に対して最低保証時給(県ごとに指定されている)割れをしていないか確認をしないと、最低保証時給より低いことも!!違法です。
なお、激務のため稼いでも使う暇がないと思われがちですが、美容の最先端を行く者として、メイクやファッションに手を抜けず、どう節約するかを考えているアシスタントが多いようです。

美容師アシスタントをやめたくなる理由

美容師アシスタントは「雑用ばかりでキツイ!」「思っていたよりもハードでしんどい」などのネガティブな声があがることも。すぐにやめてしまう人も少なくないそうです。

「勤務時間が長く、ハード。雑用ばかりで給料も低い」との声も

辞めてしまう理由として良く耳にするのが、「勤務時間が長い」「仕事内容が雑用ばかり」「お客様と触れ合えないためやりがいを感じにくい」「シャンプーで手がボロボロ」「給料が低い」など。

アシスタントからスタイリストになる平均年数は3年ほど。その間に、上記のような理由から美容師業界を去ってしまうアシスタントが多いのだそうです。
ヘアーサロンイワサキでは、短時間の勤務や健康相談窓口の設置など、「辞める理由」をフォローする制度が整っています。美容師を目指したいけど、ハードな職場環境はちょっと…と悩んでいる方は、ぜひイワサキで活躍してみませんか。勤務面での働きやすさはもちろん、スタイリスト以上へのキャリアアップも目指せます。

アシスタントから一人前になるには

アシスタントから一人前の美容師になるには、まず美容師免許取得は前提として、たとえば個人店の場合ではアシスタントのうちにシャンプーやブロー、カットやカラーなどの技術を身に着け「スタイリスト」に昇格します。

その後、スタイリストとして実績を積むと主任・チーフから店長へ。人によっては独立して、オーナーへとキャリアアップしていきます。チェーン店の場合でもそれほど変わりませんが、店長の先にマネージャー・統括といった役職に就くこともあるようです。

アシスタントからでもキャリアアップ!働きやすいヘアーサロンイワサキ

美容師アシスタントからスタイリストを目指すために、大切なのは働く環境。イワサキでは個々のペースに合わせて技術が習得できる体制を整えており、動画マニュアルを利用したレッスンも好評です。

研修は日中におこなわれ、基本的に居残り練習はありませんが、希望すれば閉店後のレッスンも可能です。正社員・パートどちらでもアシスタントの募集があるため、希望する勤務形態で応募してみてはいかがでしょうか。

イワサキはスタイリスト昇格後以降のキャリアプランもしっかりと用意。主任・チーフから店長、店長からディレクター、マネージャーへと何歳からでもキャリアアップが可能です。お子さんを育てながらスキルアップもでき、女性管理職率80%というのも魅力的です。
働いているのは10代から60代と幅広く、どの年代の方でもあなたのライフステージに合わせた働き方を提案します。

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