神奈川A店のHさん、63歳でイワサキに入社してから美容師免許を取得。現在は当社でスタイリストとして活躍されています。
介護職からの転身
前職は介護の仕事をしていた土方さんですが、これから先の体力を考えると限界を感じて、いつまでも人の役に立つことのできる美容師の道を歩もうと決意。美容師免許にチャレンジすることを決めました。
試験勉強中は「目標というものがしっかり見えてきますし、学ぶというのは本当に充実します。そして試験というのは自分への試練の挑戦とも取れます
ので、これからの人生をまったく一からですが最大限に楽しく夢に向かって実現していきたいです。」と非常に前向きにこうおっしゃっていました。
その強い気持ちが実を結び2度目の試験でめでたく合格を勝ち取ったのです。
合格時インタビュー
◎国家試験に合格された当時に実施された社長とのインタビュー対談の様子をご紹介します。
社長:国家試験合格おめでとうございます。
Hさん:有難うございます。本当に嬉しくて涙が止まりませんでした。
社長:本当によくやってくれました。このことがこれから試験を受ける人達にどれほど励みになることか。63歳のときにA店にフロントで入社し、通信制で美容学校に通い、66歳で受験。1度目は不合格で、2度目の挑戦で合格したんですよね。
Hさん:そうなんです。何回でも受かるまで挑戦しようと思っていました。あと、通信制の同期には70歳の方もいらっしゃって、その方も2度目で合格されました。
社長:それはすごい!通信制で合格することは大変難易度が高いので、こんなに早く受かるとは立派です。2回目で合格とは相当努力されたのでしょう。
Hさん:はい、やるからには何が何でもという思いはありました。一生この世界で第二の素敵な人生をつくっていこうと思っていましたのでその覚悟はありました。
社長:この執念というか勢いというのはどこから生まれたのでしょう?
Hさん:介護の仕事は本当に大変でしたから、第二の人生を考えたときに、自分で創作できる楽しさが格段に違う美容師に絶対なってやると決めました。
社長:でもイワサキの中でも人気店なのでお客様が多く来店するA店はかなりハードだと思います。
Hさん:いえいえ楽しくやっています。辛いとかキツイと思ったことはありません。それより自分が日々成長しているなと実感できることと、何が何でも試験に受からねばという明確な目標があったので充実した毎日でした。
社長:それはどんな時にそう感じますか?
Hさん:少しずつではありますが、日々の仕事範囲が広がっていることと、お客様との会話を通じて勉強させていただいています。本当にいい仕事を選んだと実感しています。
社長:それは良かった。では自分が選んだ仕事に間違いはなかったということですね。
Hさん:はい、その通りです。本当に良かったです。
社長:その言葉は、やたらと自分の年齢を気にして過剰に反応する人にとって意識改革になりますね。
Hさん:それだったら嬉しいです。
社長:やればできるという見本ができました。本当におめでとうございます。
ヘアーサロンイワサキでは美容師人生の舞台として在り、そこで年齢に関係なく活躍できる人を応援し続けています。