派遣美容師とは?
「派遣会社に登録して就業要請のあるサロンで仕事をする美容師」のことです。
働く時間帯や曜日も考慮してもらえるので、新しい働き方として注目されている働き方です。
登録している美容師のレベルに合わせたサロンへと派遣してもらえるのに加えて、独立するよりも安定して稼げるのが派遣美容師の特徴です。
派遣美容師になるまで
派遣美容師として働くには、人材派遣会社へ応募し、登録会を経て面談を行います。
昨今は派遣美容師として働きたい方を支援するための会社は複数存在します。どこを選ぶかは、会社の概要や実績を中心に据えて慎重に検討しましょう。
登録会では派遣システムの説明や希望条件のヒアリング、派遣会社によっては基本的なスキル/資格のチェックなどが実施されます。
登録の際には、
勤務条件
希望の勤務エリア
をしっかり伝えておくことが大切。自分に合った勤務先に派遣してもらえるよう、前もって伝えるポイントをまとめておくとよいでしょう。
マッチング
派遣スタッフとして登録されたあとは、コーディネーターによるマッチングが行われます。派遣スタッフの希望する条件に合うサロンが見つかれば、すぐに勤務先を紹介してもらえるでしょう。
注意点として、紹介された掲載内容は事前に詳細確認を行いましょう。店舗の概要やサービスは自身の発揮したいスキルにも関わるため必ず一読しましょう。
派遣スタッフと派遣先の合意が得られれば、仕事開始です。
コーディネーターは派遣スタッフに適切なサロンを紹介する存在なので、派遣先でのトラブルや不満を相談しておくことですぐに対応してもらえます。
派遣として働くメリット5選
1:条件に合う場所で働ける
派遣美容師として働く場合、派遣会社への登録時に勤務希望条件の提示を行っているので、条件にマッチした勤務先のみを紹介してもらえます。
休日や仕事内容、立地、交通費の支給範囲まで自由に希望することができ、平日は仕事量をセーブしつつ需要の多い土日に働きたいということも可能です。
また、平日にしっかりと働いて、土日は家族や子どもたちと過ごす時間に充てたいという希望も叶いやすいでしょう。実際に希望通りの休みを取得できる、人気の職場に勤務している美容師さんもいらっしゃいます。総じて、ライフワークバランスを考慮しつつ希望する条件下で勤務が可能です。
2:カットやカラーなどの仕事に集中できる
派遣美容師として仕事をする場合、カットやカラーなどあらかじめ決まった業務を行うケースが多いのが特徴です。
直接雇用の場合は店舗経営にもかかわっているため、研修や会議などへの参加が必要です。
ですが、派遣の場合は美容師としての業務がメイン。
ヘアカットや接客などのサービス提供は好きだけど、お店のことは店長やマネージャーなどに任せたい…という方にも向いている働き方と言えるでしょう。
3:年齢問わず働ける
派遣美容師の魅力のひとつは、年齢問わず仕事を探してもらえることです。
一般的な企業であれば、定年があるため、定年以上の年齢の場合は基本的に雇ってもらえません。
しかし、美容師は違います。
といっても、シニアが働きやすいサロンがどこか、求人情報から検索するのは、個人では難しいこともあるでしょう。
派遣美容師であれば、コーディネーターがあなたに代わってサロンを探して案内をしてくれます。
よってスムーズな職場選びができます。
4:人間関係の問題が少ない
派遣美容師が人気になりつつある要因の1つです。
サロンに直接雇用される場合と比べて、人間関係の問題に悩まされることが少ないことも派遣美容師のメリットです。
美容師の離職理由のひとつに「人間関係の悩み」があります。
派遣美容師であれば2か月間だけ、週末だけのスポット勤務となるので、長期間にわたって人間関係に悩まされる心配がありません。
もし、自分と合わない人がいたとしても、期間限定のお付き合いと割り切ってしまえば気持ちも楽になります。
5:ライフスタイルに合わせて働ける
派遣美容師はライフスタイルに合わせて自由にシフトを組んで働けます。
例えば、育児や介護などで週に数日の短い時間しか仕事ができない場合でも、それを考慮した働き方ができるサロンを紹介してもらえます。
特に女性は上記の問題に直面する事が多いと予想されますので、覚えておきましょう。
また、美容師業務にブランクがあり、短時間から働きたいという場合にも歓迎されており、対応してもらいやすいのが特徴です。
派遣として働くデメリット
1:環境が変わりやすい
可能性として、契約期間の終了や更新をしてもらえる保証がありません。
環境に慣れてきたタイミングで他のサロンへ移動したり、気に入ったサロンができても長期で働くことができなかったりするといったデメリットがあります。
派遣美容師の仕事は長期的な採用ではなく、長期休暇の期間や週末などの繁忙期のようなスポットの仕事がほとんどです。
このため、翌週には別のサロンへ派遣される…というようなことが頻繁に起こります。目まぐるしく変わる環境に、気疲れしてしまうことがあるかもしれません。
2:収入が安定しない/歩合給がない
派遣美容師は時給制なのに加え、歩合給もありません。
歩合給がないために、勤務する日数が少なければ収入が安定しないということもあるでしょう。
歩合給がないとモチベーションが上がらないという方は、直接雇用や業務委託といった働き方の方が向いているかもしれません。
ただ、扶養内で稼ぎたいという方は、給与計算が分かりやすいので良いかもしれません。
また、社会保険などの福利厚生面も勤務期間や就業先により条件が異なります。
気になる方は必ずチェックを怠らないようにしましょう。
3:研修などが受けられないこともある
派遣美容師は、サロンの福利厚生として行われる研修に参加できない場合があります。直接の雇用ではないというのが主な理由です。
美容師にとって研修会は自分のスキルを磨く機会ですが、店舗側からみるとコストもかかります。
直接雇用した美容師は、育てていけば店にとって利益となりますが、派遣美容師に同様のコストをかけても回収できずに、次のサロンへ移動となることもあるでしょう。
そのため、派遣美容師の場合は研修に参加できないことがあるのです。
スキルもライフワークバランスも大切にしたいならイワサキへ
派遣美容師は希望する勤務条件に合ったサロンを見つけたい方にはピッタリの働き方です。
週末だけ働きたい、子育てしながらの勤務になるから短時間がいいなど、それぞれのライフスタイルに合わせた働き方ができます。
しかし、スポットや短期間での仕事が多い、職場に慣れたころに次の職場へと変わってしまう、時給制のために収入アップができない、サロンの研修などに参加できないなど注意しておきたい点もあります。
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