個人経営の美容室を辞め、イワサキで再出発した理由
イワサキに入社する前、私は6年間個人経営の美容室で働いていました。そこでは、美容師としての業務だけでなく、チラシ配りやInstagramの頻繁な更新といった販促活動も自分たちで行う必要があり、正直なところ、更新疲れを感じていました。
さらに、売上を上げるために店販商品をお客様に勧めなければならず、「自分は美容師なのか、それとも営業担当者なのか」と疑問に思うほどでした。結局、その美容室は人間関係もぎくしゃくしており、私は退職を決意しました。
個人経営の美容室を辞め、これからどうすべきか考えていた時、偶然インターネットの求人サイトでイワサキの求人を見つけました。イワサキではパートとして美容師の仕事ができると知り、「それなら働いてみてもいいかもしれない」と感じました。
「もしこれでダメなら、美容師の仕事をきっぱり辞めよう」という覚悟でイワサキに入社しましたが、結果としてここでの再出発は、私のキャリアにおいて大きな転機となりました。
上司と先輩が私を変えた!技術向上と自信を手に入れたイワサキでの経験
イワサキに入社した当初は、正直「辞めたい」と思うこともありました。以前の職場とは全く異なる、無駄を省いたスピーディーな施術や、お客様との関わり方にも大きなギャップを感じ、戸惑う日々でした。
しかし、そんな私を上司は決して見捨てませんでした。何度も熱心な技術指導をしてくださったおかげで、私のカットスピードは目に見えて速くなっていったんです。すると、だんだんカットをするのが楽しくなり、次の目標として、身近にいたとても上手な先輩の「一つも無駄のない動き」をお手本に、日々努力を重ねました。
その努力が実を結び、以前は30分かかっていたカットが、今では10分もかからずにできるようになりました。頼れる上司と先輩、そして努力する仲間たちのおかげで、過去の自分では考えられないほど技術力が向上し、同時に大きな自信もつきました。
イワサキは、単なる職場ではなく、私を美容師として大きく成長させてくれた場所です。この経験は、これからの美容師人生において、私の大きな財産となるでしょう。
月間1,000人達成!店舗運営を任される私が語る、美容師としての喜び
今では店舗運営を任され、後輩の指導にあたる立場になりました。月に一度の勉強会では、アシスタントの技術向上に力を注いでいます。特に嬉しかったのは、指導していたキャストさんが最高ランクのスタイリストになった瞬間です。彼女の頑張りは私自身の刺激にもなり、なかなか達成できなかった自分の定めた一日のカット人数目標を達成することができました。

みんなで楽しくスキルアップに励んだ結果、ついに念願だった月間集客数1,000人を達成! 毎日が本当に充実しています。私の身近には73歳になる先輩が2人います。彼女たちは80歳までは頑張るからね!と言っています。私も負けていられないと思い、「1日でも長く、一人でも多くお客様に入客し、美容師道を貫く」という気持ちで頑張りたいと思います。美容の世界は日々進化しており、終わりはありません。だからこそ、私も常に技術向上を心がけ、お客様に最高のサービスを提供し続けたいと思います。